野獣と呼ばれた公爵の花嫁
あらすじ
美女と野獣が愛に目覚めるとき――
戦争で顔に傷を負い自暴自棄になった公爵と妹のため我が身を捨てようと決意をする令嬢
1819年イングランド――子爵家の長女アストリッドは、まだ純真無垢な妹イソベルが卑劣な伯爵と婚約するのを防ぐため、ある人物のもとへ助けを求めて駆け込む。その人物とは、戦争で顔と全身に大怪我を負い、“野獣”のごとき容貌へと変わってしまったビズウィック公爵だった。アストリッドも根も葉もない醜聞のためすでに結婚をあきらめた身。妹のため我が身を差し出す決意を述べるが、人生に絶望している公爵は申し出を拒絶。しかし聡明で行動的な彼女に心をしだいに開くようになり……
米有名雑誌「オプラマガジン」選出、読むべきヒストリカルロマンス作品
原題:The Beast of Beswick