「塾なし」高校受験のススメ

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あらすじ

【内容紹介】
小学校の卒業を境に、中学生の勉強は「塾任せ」が主流になっています。
しかし、我が子の教育に、ある日突然、線引きをする必要はありません。
大切なことは、「塾任せにしない」こと。
家庭での自宅学習を続けることで、子どもの力はメキメキと伸びていくでしょう。

私たち夫婦は、もし通塾して塾主体で受験が進むならば、それは息子の成長や将来を他人に任せてしまうことのように感じました。
塾にとって、あなたのお子さんは生徒の一人にすぎませんが、あなたにとってはたった一人の存在。
唯一の存在の未来につながる受験について、どちらが心底考えられる状況か、一目瞭然なのです。
そのためには、自分たちで受験に向かう「方法」を知る必要があります。
そして、この本には、塾なし高校受験のノウハウが詰まっています。

受験生のいるご家庭はもちろん、子育て中の多くのお父さん・お母さんに、「塾なし」受験生の親として過ごした一年間をお伝えすることによって、塾や受験、子どもの教育について考えるきっかけになれば幸いです。

「塾は当然行くもの」という考えを疑い、受験生のいるご家庭のひと組でも多くが、親子で「塾なし受験」にチャレンジしていただければうれしく思います。

【著者紹介】
[著]塚松 美穂(つかまつ・みほ)
上智大学文学部仏文学科卒業。IT・通信会社でwebデザイン、コンテンツ制作、新規事業立ち上げなどに携わる。その後結婚し、主婦を経て、webメディアや業界紙などで記事を執筆するかたわら、子どもが通う公立小・中学校でPTA副会長を務めた。高校2年生の長男、小学6年生の長女、2児の母(2021年12月現在)。現在は、学校評議員・学習支援コーディネーターとして公教育の支援も行う。長男の高校受験に、通塾費を1円もかけない「塾なし受験」によって偏差値71の超難関の都立国立高校への合格をサポート。「塾なし受験は、『自分の頭で考え、自ら選び取って、目標に向かって努力できる子』を育て、子どもたちが幸せな人生を送れるように導いていく、ひとつの教育法なのではないか」との思いから、本書を書き上げた。「塾なし受験研究所」創設。

【目次抜粋】
序章 ◆ 家計の聖域・塾代のリアルと塾の存在理由

[導入編]
第1章 ◆ 「塾なし受験」で得られる三つの大きなメリット
第2章 ◆ 「塾なし受験」のための親の心構え

[基礎知識編]
第3章 ◆ 高校受験の基礎知識

[実践編]
第4章 ◆ 「塾なし受験」の進め方
第5章 ◆ 「塾なし受験」の教材・使い方
第6章 ◆ 「塾なし受験」のための「模試」活用法
第7章 ◆ 「塾なし受験」ラストスパート、入試直前から合格発表まで