烈火の太洋3 ラバウル進攻
横山信義 著 1,100円
あらすじ
昭和一五年、英仏との戦争に突入した日本に対し、米国からも宣戦が布告される。連合艦隊はマリアナ諸島において米太平洋艦隊と激突。航空機の積極活用により勝利を得たが、それは逆に米国の戦意を高める結果となり、講和の道筋はまったく見えなくなった。
戦線の拡大を望まぬ山本五十六はトラック諸島を根拠地として守りを固めようと考えるが、米国は長距離爆撃機を繰り出しそれを妨げる。
空爆を封じるためにはビスマルク諸島ラバウルを押さえるべきとの軍令部の命令が下り、主力戦艦を欠いた連合艦隊は、空母航空戦力を結集した機動部隊を編成。
対する米太平洋艦隊も空母を中心に据えた艦隊を繰り出し、史上最大の海空戦が開始された!