別冊文藝春秋 電子版41号 (2022年1月号)

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あらすじ

◆連載スタート◆
・綾崎隼「ぼくらに嘘がひとつだけ」
エリート棋士の父を持つ京介と、落ちこぼれ女流棋士の息子・千明。
期待を背負い、プロ棋士を目指す彼らは出生時に取り違えられていたのか? 
運命と闘う勝負師達の物語

[はじまりのことば]
才能を決めるのは、遺伝子か、環境か? 
将棋の世界で生きる人間の目を通して、どうしても描きたかったもの

◆ロングエッセイ◆
・高田大介「異邦人の虫眼鏡 Vol.2 自炊者の告白」
饂飩、糠漬け、豆腐に干物……。
和食を渇望したならば、自らの手で! 
フランス在住15年、異国での試行錯誤の日々

◆最終回◆
・藤井太洋「オーグメンテッド・スカイ」 
大会当日。世界の視聴者を前に、マモルは何を語るのか

◆インタビュー◆
作家の書き出し Vol.16 取材・構成 瀧井朝世
・彩瀬まる
「新しい星で、サバイブしているみたいな私たち。だからこそ、支え合って生きていける」

著者に訊く
・逢坂冬馬『同志少女よ、敵を撃て』

◆エッセイ◆
[Iの告白]
君嶋彼方「自尊心を筆にのせて」

◆連載小説◆
・冲方丁「マイ・リトル・ジェダイ」
ゲームで勝てば息子は助かる? 
いざチーム・リン出陣!

・矢月秀作「幸福論」
小学校時代の唯一の親友が語る、異常犯罪者・萩谷信の姿

・一穂ミチ「光のとこにいてね」
海辺の町で、結珠は瀬々という女の子と出会った

・今村翔吾「海を破る者」
決戦を前にして、伯父・通時は河野家内訌の真実を明かす