防大女子 - 究極の男性組織に飛び込んだ女性たち -
松田小牧 880円
あらすじ
「究極の男性組織」に身を置いた「防大女子」の生活、人生とは?
防衛大学校の全学生に女子学生が占める割合はわずか12%。
一般の「女子大生」とはまったく違う世界に飛び込んだ彼女たちの生活、苦悩、そして喜びを、自身が「防大女子」だった著者が詳細に描く。
実体験に加え、多くの防大OG、女性自衛官にも取材し、特殊な環境で働く女性たちの本音にせまり、課題を提示する。
【本書の目次より一部抜粋】
「防衛大学校」とはどんな組織か
防大を目指す理由
「中高は文科系」も少なくない防大志望者
テレビなし、腕立て伏せに「これが防大か」
わずか五日で一割退校
防大生の一日
ひたすら匍匐前進の陸、お茶を飲む余裕のある空
「目指すべき学生のあり方」とは
防大生同士の「絆」は固い
男女の友情は成り立つのか
「女子部屋の緊張感が異常」
メンブレ、リスカ、自殺――心が折れるとき
卒業後、自衛官にならなかった防大生
部隊という現実に直面する元防大女子たち
ロールモデルの不在
はびこるハラスメント
防大女子のこれから
【著者プロフィール】
松田小牧 (まつだ・こまき)
1987年、大阪府生まれ。
2007年防衛大学校に入校。人間文化学科で心理学を専攻。
陸上自衛隊幹部候補生学校を中途退校し、2012年、株式会社時事通信社に入社。
社会部、神戸総局を経て、政治部に配属。
2018年、第一子出産を機に退職。
その後はITベンチャーの人事を経て、現在はフリーランスとして執筆活動などを行う。
発行:ワニ・プラス
発売:ワニブックス
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