オルレアンの魔女
購入した作品の読み方あらすじ
「オルレアンの魔女」が甦り、監獄の島で惨劇の幕が上がる!
地下道、鉄仮面の女、孤島、魔女伝説……映画祭の町にセレブが集うとき、連続殺人の幕が上がる。数学的論理で謎を解く刑事とソプラノ歌手が辿り着く、現代史の闇。――中川右介(評論家)推薦!
映画の都、監獄島、そして魔女の街へと駆け巡る探偵行!
パリ・オペラ座新作公演の主役に抜擢された天羽七音美。原作者レジーヌ・ブラパンがこだわる「黒髪のジャンヌ・ダルク」像にぴったりなのだという。演出家ジャック・ロランの依頼で、七音美は宣伝のためカンヌへ渡る。その頃、パリでは娼婦が丸刈りにされ殺される事件が起こっていた。被害者はカンヌのホテルの部屋番号と「オルレアンの魔女」という謎の言葉が記されたメモを握っていた。捜査にあたる刑事エミールもカンヌへ飛び、そして舞台は忌わしき伝説の残る「監獄島」へ。果たしてオルレアンの魔女とは……
装画・佳嶋
-目次-
I東京
IIパリ
IIIカンヌ
IV監獄の島
V修道院の島
VIオルレアン
VIIカンヌ