日本人の英文法 丸暗記ゼロでセンスを磨く29の黄金ルール
あらすじ
「英語の気持ち」がわかれば、
「ネイティブ表現」が自然と湧いてくる!
「ここはどこだろう?」を英語にすると、”Where am I?”ですが、“Where is here?”にならないのはどうして?
また、”I’m lost”の日本語訳は、「私は失われている」ではなく「道に迷った」。
日本語話者と英語話者の間で”自然な言い方”にズレが生じてしまうのは「世界の捉え方」が違うから。
つまり、「英語の気持ち」が理解できるようになれば、ネイティブ表現がみるみるうちに身につくのです。
丸暗記に頼らず英文法を習得できる「時吉流・黄金ルール」をこの一冊に凝縮!
「英語に強くなる極意」をこの一冊に凝縮!
●英語は言いたいことから言う
●英語は「軽い情報」が先
●willとbe going toの違いを知る
●「動詞の気持ち=力の方向」を理解する
●前置詞toとforが持つ意味を理解する
●「受動態の気持ち」を理解する
●「時間」を「場所」になぞらえて理解する
●現在完了は「今抱えている状況」を表す
●willの様々な用法を理解する
●様々な「theの世界」を理解する
●「anyの世界」のランダム性を理解する
●「させる系の動詞」の正体を知る
●ofの持つたくさんの意味を理解する
●yesとnoの本当の意味を知る
【目次】
第1章 ここが一番大事! 文法が映す英語の気持ち
第2章 英文をつくりたければ、動詞の気持ちを理解せよ
第3章 こう考えると英語の「時間の世界」は腑に落ちる
第4章 「名詞の世界」は英語の気持ちの「濃縮液」
第5章 思わず膝を打つ「英語のモノの見方」
第6章 最短で成果を上げる「説得の英語」
【著者】
時吉秀弥
株式会社スタディーハッカーコンテンツ開発室シニアリサーチャー。神戸市外国語大学英米語学科卒。米国チューレン大学で国際政治を学んだ後、帰国。ラジオパーソナリティという特殊な経歴を経つつ、20年以上にわたって予備校で英語を教えてきた。英語を教えるなかで独自の英文法観を築きつつあった頃、それが認知言語学に通じるものだと知り、東京言語研究所に入所。池上嘉彦東京大学名誉教授、西村義樹東京大学准教授(当時。現教授)、尾上圭介東京大学教授(当時。現名誉教授)、上野善道東京大学名誉教授らのもとで認知言語学、日本語文法、音声学などを学ぶ。2010年、同所で理論言語学賞を受賞。