月刊Gun Professionals2021年11月号
あらすじ
・Amazon Prime『トゥモロー・ウォー』で使用された銃器
『トゥモロー・ウォー』は2051年と現代を舞台に戦いが繰り広げられるSF作品だ。未来での戦いであっても使用される武器はすべて現代のものであり、なかなかバラエティに富んでいる。なかなか普段は紹介する機会がないモデルも多いので、今回はそれらを一挙にお見せすることにした。
・DAオートの始祖 ワルサーPP
ポリッツァイ・ピストーレ(PP)が登場したのは1929年だ。実に92年前!もはや立派なヴィンテージピストルとなっている。しかし、PPK、PPK/Sの影に隠れて、PPはイマイチ影が薄いのも事実だ。この銃が持つ渋い魅力に気が付くには、ある程度年齢を重ねていく必要があるのかもしれない。そんなPPにやっとたどり着いた。
サウンドサプレッサー搭載PCC B&T SPC9 SD G
AR15とMP5が持つそれぞれの利点をうまくミックスしたハイブリッドデザインのセミオートピストルキャリバーカービン、それがB&T SPC9だ。アメリカ軍に採用され、成功しつつあるAPC9とは異なるマーケットに向けて2020年にリリースされた。そのサプレッサー仕様で、グロックマガジンを使用するSPC9 SD Gをご紹介したい。
・コルト1851ネイビーレプリカ .36口径キャップ&ボール
ブラックパウダー パーカッションリボルバーは、アメリカの法律上、ファイヤーアームズのカテゴリーに分類されない。だから誰でもバックグラウンドチェックなしにメールオーダーでお手軽に購入できる。今回シマロン製コルト1851 ネイビーリボルバーを手に入れた。まさか自分がパーカッションリボルバーを買う日がくるとは思っていなかったのだが…これが想像した以上に面白いのだ!
・スプリングフィールドアーモリー セイントB5
スプリングフィールドアーモリーが自社ブランドのAR-15を発売したのが2016年のことだ。そして2020年、そのバリエーションとしてB5システムズのパーツを使用したSAINT B5を加えた。これは細身のハンドガードに角度の立った21Pグリップを持つシンプルで操作性の良いモデルとしてまとまっている。
・カラシニコフ バリエーション Part 3 ブルガリア編
ブルガリアはAKバリエーションを数多く製品化して世界中に供給している。それは同国の重要な輸出製品のひとつとなっているほどだ。しかし、ブルガリアのAKを詳しく解説した資料はあまりない。またその生産拠点についても、ほとんど知られていない。カラシニコフバリエーションの3回目は、そんなブルガリア製AKとその製造拠点アーセナルについて詳しく見て行くことにする。
・カスタムAR-15ビルド
AR15の魅力は高い命中精度に加えて、軽量で簡単な工具と知識があれば組み立てられる構造を有している点にある。米国では民間市場向けに大小さまざまなメーカーが、数えきれないほどのバリエーションに富んだAR15とそのパーツを販売しており、誰でも自分の好みに合ったAR-15を組み立てることができるのだ。
・オールアバウトボルトアクションライフルズ Part 3 リローディング
単にライフルを撃ってみるのであれば、ファクトリーロードを使用すれば良い。近年のファクトリーロードは優れたものがあり、ヘタなハンドロードを凌駕する。しかし、ライフル射撃で高い精度を求めて試行錯誤するのであれば、リローディングは必須科目だ。これまでのリポートでも実射の項目でリローディングに触れることはあった。しかし、今回、これまで書いたことがない部分にまで踏みこんでみることにする。
・その他
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