麻倉玲一は信頼できない語り手

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あらすじ

死刑が廃止されて28年後。
生存する最後の死刑囚・麻倉は、離島の特別拘置所で、刑を執行されることなく過ごしていた。
ライターの熊沢は、彼に関する本を執筆するため取材に向かう。
自ら犯した殺人に対して「彼らには死すべき理由があった。僕は審判なんだよ。人の命をジャッジする」とうそぶく麻倉の態度に、熊沢は激しい嫌悪感を抱く。
この仕事に疑問が生じ抱き始めたとき、恐ろしい事件が起きた…。
読者の予想を覆す奇想ミステリーの問題作!