小説現代 2021年 8月号
あらすじ
<こわいはなし特集>
怪談を百話語り終えると、とんでもなく怖いことが起こる……真夏の台風襲来で軟禁状態の舞台稽古スタジオで始まった最凶の「百物語」。
百物語、あといくつ?
岩井志麻子 降魔の夜
織守きょうや 階談
山白朝子 背景の人々
平山夢明 大東京出稼息子芝居地獄
黒史郎 サルガタナスの火劇
小嶋陽太郎 耳
秋吉理香子 クリスタ
友麻碧 疲れた時に行く村
内藤 了 母屋が祟る
秋竹サラダ ハナツミサマのおまじない
福澤徹三 いきすだま
紅玉いづき ゴーストクラップ
<最新長編二号連続掲載>
楡周平 サンセット・サンライズ(前編)
新型コロナでテレワークが始まり、趣味の釣りを堪能すべく晋作は三陸の地に移り住む。そこは海も山もとてつもなく新鮮な食材の宝庫だった。
<新シリーズ開幕>
川瀬七緒 仕立屋探偵 桐ヶ谷京介 ゆりかごの行方
服を見ればすべてがわかる京介。十二年前に置き去りにされた赤ん坊の母親探しを頼まれ、当時の服を見た瞬間に!
<新連載エッセイ>
森川 葵 じんせいに諦めがつかない
<三号連続掲載第二弾>
神永 学 心霊探偵八雲 Initial Files2 魂の素数
<読み切り>
林真理子 再会
<シリーズ>
西條奈加 うさぎ玉ほろほろ
<小説現代長編新人賞 受賞後第一作>
第15回小説現代長編新人賞『檸檬先生』重版決定!
珠川こおり 一番星
俺たちの夏は熱かった。合唱に絵描き、燦々と輝く芸術の日々。
第15回小説現代長編新人奨励賞「桎梏の雪」7月26日刊行!
仲村 燈 ろくだいめ
江戸時代の勝負に生きる棋士たちを、新人離れした端正な筆致で描く。守るは己の矜持か、家元か?
受賞作『桎梏の雪』紹介・解説 大崎善生・細谷正充
<対談>
『アイアムマイヒーロー!』刊行記念対談
宮田愛萌(日向坂46)×鯨井あめ 経験は違っても、感情で重なる。
本を愛するアイドル・宮田愛萌さんと、八月に二作目を刊行予定の鯨井あめさんによる、大盛り上がりの同い年対談!
<エッセイ>
酒井順子 人はなぜエッセイを書くのか ~日本エッセイ小史~
後藤拓実(四千頭身) これこそが後藤
岸田奈美 飽きっぽいから、愛っぽい
藤谷 治 小説から聴こえる音楽
新井見枝香 きれいな言葉より素直な叫び
<コラム>
〆切めし 新川帆立
武田砂鉄 もう忘れてませんか?
<漫画>
益田ミリ ランチの時間
意志強ナツ子 るなしい
<本>
書評現代
ミステリー 青戸しの
青春・恋愛小説 三宅香帆
時代小説 田口幹人
エッセイ・ノンフィクション 高橋ユキ
読書中毒日記 池澤春菜
第16回小説現代長編新人賞募集
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