刑務所しか居場所がない人たち 学校では教えてくれない、障害と犯罪の話
山本譲司(著) 1,320円
あらすじ
刑務所と社会、障害者に優しいのはどっち?
刑務所は、世間から排除され続けた障害者が最後に行きつく「福祉施設」だった!?
自身の服役経験から現実を知り、触法障害者や出所者の支援に奔走する著者が、
福祉と司法のすきまに落ちる人々の実態を鋭く、優しく説き起こす。
【目次】
序章 僕は刑務所を誤解していた
第1章 シャバに出るのが怖い!
第2章 司法は僕らを守ってくれないの?
第3章 とても優しくて、少し鈍感な福祉の世界
第4章 「不審者は無視」じゃ安心な社会は築けない
第5章 彼らを排除しなければ自分も排除されない
【著者】
山本譲司
1962年生まれ、元衆議院議員。2000年に秘書給与詐取事件を起こし、一審での実刑判決を受け服役。獄中体験を描いた『獄窓記』(ポプラ社)が新潮ドキュメント賞を受賞。