さくらの咲くところ(ローカルブックス 島牧)
あらすじ
ローカルブックスは、誰もが楽しく本をつくるプロジェクトです。第一冊目は、北海道の小さな村・島牧で、食やエネルギーなど暮らしにかかわるあらゆることを自分の手でつくろうとする、吉澤俊輔さんの日々を綴った本です。吉澤さんは、海水を汲んできて塩までつくる筋金入りの自給自足を貫いていますが、少年のような笑顔でいともたやすく行っている(ように見える)不思議な人物。その言葉は、海と森に囲まれた島牧の開放的な自然のように清々しく、日々を謳歌する喜びに満ちています。自然に寄り添う暮らしの中には未来への希望がつまっている。そんなふうに思える本ができあがりました。