CGWORLD 2021年8月号 vol.276 (特集:シン・エヴァンゲリオン劇場版)

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あらすじ

今回の特集は、2007年より再始動した『ヱヴァンゲリヲン新劇場版』4作の完結編となる『シン・エヴァンゲリオン劇場版』。本作は最終的に作画で仕上げられるものを含めると全体の約7割のカットが3DCGベースでつくられており、デジタル技法を駆使することで誰も見たことがないアニメーション表現が追求された。モデリング、テクニカル、アニメーション、特技、撮影などの切り口から、カラーデジタル部を中心としたCG・VFX中核スタッフの激闘をふり返る。
特別企画1本目は『劇場版 少女☆歌劇 レヴュースタァライト』。TVシリーズ(2018)と劇場版 再生産総集編(2020)に続いて制作を指揮した古川知宏監督は、本作のCGにどんな役割を期待したのか、神谷久泰氏CG監督と3D.C.G.I担当の萌への取材を基に解説する。
特別企画2本目はUnreal Engine 5 早期アクセス版レビューをお届け。期待の新機能「Lumen」「Nanite」をはじめ、2022年初頭に予定されているフルバージョンに先駆けた次世代ゲームエンジンの真価を探る。
また、コロプラの新部署「STAR STUDIOS」から送り出す初タイトルとなる新感覚のライブプレイングゲーム『ユージェネ』、BlenderとAnimateを駆使して独特な世界観を描き出すオリジナルアニメーション長編『クラユカバ』、気鋭の若手デジタルアーティスト集団「UNDEFINED」が手がけたマウスコンピューターのDAIVプロモーションムービー『DIVE』など、要注目作のメイキングも盛りだくさん!