心で、つなぐ命

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あらすじ

いま、ここで語り継ぎ、残していくべきもの
昭和の戦火と復興の辛苦を生き抜いた市井の人々の姿と思い――
どのような時代背景にあっても、人は生活し、愛し、命をつないでいく。自分が、この社会が、どのような連鎖のもと存在しているのか、父の人生からたどるヒューマン・エッセイ。

「金銭的絶望の淵に立っている民を見放してしまう政治と金持ち達。
これが日本であっていいはずが無い。そんなんでは伝わらない。ここで伝えたいのは戦争で辛苦を舐めた、その時分の子供の「小さな心」、決して良くはなかった青春の「想い出」、成人を迎え自分に課する「使命感」なのである。」 (本文より)