裏刑事捜査帳(6) 飛騨秘水殺人行

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あらすじ

飛騨山中で高山植物を盗採する二人の男が、夜空に舞い上る光体を目撃した。UFOか、それとも……? マスコミが騒ぎ出し、怪しい光体を見た二人に正体不明の魔手がのびる。飛騨山中の過疎の村に流れる美しい川が秘めているものとは? 恐るべき真相を究明すべく、裏刑事・宮島達夫に出動命令が下った。小浜、高山、飛騨と続く殺人行の果てに宮島が見たものは……。
 警察手帳も手錠もないが、殺人許可証を持って過激な捜査を展開する、裏刑事(デカ)・宮島達男。ハードボイルド・バイオレンス小説の名作「裏刑事捜査帳」シリーズ第6弾。

●広山義慶(ひろやま・よしのり)
1935年大阪生まれ。早稲田大学文学部仏文科卒業。児童文学、翻訳、TVドラマの脚本家を経て、1983年『夏回帰線』でデビュー。『女喰い』シリーズ(祥伝社)、『無法戦士・雷神』シリーズ(光文社)などハード・バイオレンスを中心に著書多数。