悲しみにさよならを
あらすじ
RITA賞8度ノミネート!
「癒しの作家」シャロン・サラが描く本格派サスペンス!
兄の殺害を目の前で目撃したローガン。10年後、犯人捜しに乗り出すが、意外な事実が明らかになり……
兄と二人暮らしのローガンは、兄の殺害現場に居合わせるが、目撃したのは走り去る犯人の車だけだった。不十分な目撃情報を警察に話せば、今度は自分が狙われるだろう。だがこのまま兄の遺体が発見されれば、未成年の彼女は保護施設に送られる。悩んだ末にローガンは兄の遺体を自分で埋め、人知れず故郷を離れた。十年後――再び天涯孤独の身となった彼女は、兄への思慕から、犯人捜しを決意する。町に戻った途端に何者かに襲われるが、単純に思われた事件は十年の時を経て意外な様相を呈しはじめ……
原題:Betrayed