超訳 易経 陰

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あらすじ

中国最古の思想哲学の書として、西洋哲学にも大きな影響を与えてきた「易経」。その中から陰の卦(か)の代表である「坤為地(こんいち)」を中心に17の卦(か)を取り上げて、やさしく解説した超入門書です。『超訳 易経 陽―乾為天(けんいてん)―』(新泉社)とセットで読むことで、易経の理解がより深まります。
先行きの見えない混沌とした世の中を生き抜くためには、どのように行動し対処すればいいか。易経には、その具体的な解決法、処世術が書かれています。
中国古典の四書五経のトップに挙げられる経書「易経」は、「自然の循環はもとより、人間社会も栄枯盛衰をくりかえし、久しく永続していく」と説く、まさにSDGsな考えにもとづく実践哲学の書です。つまり、「易は窮まれば変ず、変ずれば通ず、通ずれば久し」。社会は必ず循環していくという、易経の考えを実感できる一冊です。
『超訳・易経 自分らしく生きるためのヒント』(角川SSC新書)の増補改訂版です。