CGWORLD 2020年2月号 vol.258 (特集:アニメーションNEXT LEVEL)
あらすじ
2020 年最初の特集は「アニメーションNEXT LEVEL」と題して、国内外で活躍するアニメーターが培ってきたアニメーションのノウハウを取材しました!
Blizzard Entertainmentで活躍する小池洋平氏からは、限られた期間でアニメーションのクオリティを上げるポイントとなるアナトミー、感情表現、リズムについて。Sony Pictures Imageworksの若杉 遼氏からは構造的なルールやデザイン、ポーズのコツについて。同じくSony Pictures Imageworksの藤原淳雄氏からは、アニメーションをレベルアップさせる「ポリッシュ」について。「ポリッシュ」は制作工程の最後の10%とも呼ばれる、GoodをGreatにする工程のことです。そしてキャラクターモーションを得意とするモックスからは動きの分解・観察、ポージング、モーションキャプチャデータの活用について。身に付けておくと役に立つ知識や、クオリティアップで気をつける点など盛りだくさんです。
第二特集は「拡張する建築ビジュアライゼーション」。建築業界でのビジュアライゼーションとCG・映像制作との共通点、異なる点を踏まえつつ、今後の展望を考えています。取材したのは東京タワーや東京スカイツリーなど日本を代表するランドマークを数多く手がけてきた日建設計のビジュアライゼーション専門家集団「CGスタジオ」。欧米の最先端ビジュアルを意識した画づくりやトゥーン調とフォトリアルの効果的な使い分けなどについて伺っています。
産業界への3DCG導入サポートに精力的に取り組んでいる「ウィニー・ビレッジ」、建築設計&デザインにITカルチャーを取り入れている「松本技術設計」のお話も知識とアイディアの宝庫。拡張され続けるビジュアライゼーションを解説いただいています。
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