狂犬従者は愛されたい

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あらすじ

――ちゃんと俺を見て。もう子どもではないんです。

圧政を敷く父に反旗を翻し、帝国を打倒した皇女ライネリア。
その後は独り静かに隠居暮らしをするはずが、
ある事情で7歳年下の少年ウルリヒを養うことに。
感情が薄く、小鹿のように細く小柄な彼。
守らねばと思うライネリアだったが、
それから約8年、彼は筋骨隆々のヒグマのような大男に成長していた!
一人前の男になった彼を見て、子離れせねばと思うライネリアだが――。
「愛の押し売りに来ました」
獰猛な目をしたウルリヒに、寝室で突然迫られて……!?

年下番犬従者×鈍感アラサー(元)皇女、養い子の激重な想いに囚われて――!?


【目次】
序章
第一章 青
第二章 碧
第三章 緋
第四章 黒
第五章 白
第六章 紫
終章
あとがき