台湾は日本人がつくった 大和魂への「恩」 中華思想への「怨」
黄文雄 990円
あらすじ
日本による台湾統治は「侵略」でも「植民地」でもなかった!
いまなお台湾人から敬愛され、神として祀られる「日帝」時代の日本人。
疫病を台湾から追い出した医師、台湾人に「共通語」を与えた日本語教育など、
台湾の近代化に命を賭けた日本人たちの姿を通して日本の「過去」といまに続く日台の絆を問い直す。
――経済的数字から見れば台湾では植民地搾取どころではなかった。
台湾が日本の植民地というなら、日本国民は植民地のために搾取され、
台湾を肥らせ、甘やかしていたというのが史実である。
児玉源太郎総督の時代に、後藤新平が行った土地調査のことを、「土地略奪」だと中国人学者は歪曲・捏造して伝えているが、
そこには何の根拠もないのである。
むしろ、その逆が史実であることは、本書を一読すれば明らかだ。
(「まえがき」より)