哲学と人類 ソクラテスからカント、21世紀の思想家まで
岡本裕一朗 1,899円
あらすじ
強いAI、遺伝子工学、デジタル監視社会、ビッグデータ、ポストヒューマン、仮想通貨、IoT、ポスト資本主義……人類はどこへ向かうのか? 石器に印刷術、デジタル経済圏まで「技術の哲学」で読み解く人類全史。
サピエンスの誕生から文字、宗教の誕生、
書籍の発明からマスメディアの登場、
そしてデジタル技術、バイオテクノロジー革命まで。
アリストテレス、カント、ヘーゲル、フロイト、マルクス、ニーチェ、キットラー、ドゥルーズ、ハラリ……
世界の哲学者はこれまで人間と技術(テクノロジー)について何を考え、哲学を展開してきたのか。
古代から人新世まで、
「技術の哲学」が解き明かすホモ・サピエンスの終焉。
〈本書のおもな内容〉
第1章 「21世紀の資本主義」の哲学
――メディアの終わりと世界の行方
第2章 「人類史」を世界の哲学者たちが問う理由
――ホモ・サピエンスはなぜ終わるのか?
第3章 私たちはどこから来たのか
――「ホモ・サピエンス」のはじまり
第4章 ギリシア哲学と「最大の謎」
――「文字」の誕生
第5章 キリスト教はなぜ世界最大宗教になったのか
――中世メディア革命と「書物」
第6章 「国民国家」はいかに生まれたか
――活版印刷術と哲学の大転回
第7章 「無意識」の発見と近代の終わり
――マルクス、ニーチェ、フロイト
第8章 20世紀、メディアが「大衆社会」を生んだ
――マスメディアの哲学
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