災間の唄

購入した作品の読み方

あらすじ

発売前からTBSラジオ「ACTION」で話題沸騰!
東日本大震災からコロナ禍まで。災間ニッポンを稀代のコラムニスト10年分のツイートで読み解く。
これは平成の山田風太郎「戦中派不戦日記」である。

私はふだんあんまり自分をほめるタイプの人間ではないのだが、今回ばかりは言わせてもらう。本書は大傑作である。(小田嶋隆「あとがき」より)

災間、それは、2011年の東日本大震災(福島原発事故)311と、2020年コロナ禍との間を時期を指す。
それはまるで第一次世界大戦と第二次世界大戦の間(戦間期)と同じように世の中がどんどんと悪くなる時代であった。
いったいそこで何が起こっていたのか。
人々は日々、SNSのタイムラインでまるで世界の状況を掴んだ気になっているが、実は誰も大きく変わっていく世界に気がついていない。
本書は日々、誰から求められることもないのに、魂の叫びともいえる熱い言葉をツイッターにはき続けた日本最強のコラムニストの10年を、日本最強のフリーライターが選びに選び抜いた1冊。
誰も通読したことのないツイッターをタテ書きで小説のように一気読みすることで、現在の正体が見えてくる!

【目次】

序文(武田砂鉄)
2011年~2020年の小田嶋隆・ツイッター
2011年~2020年の武田砂鉄・解説
小田嶋隆 by 武田砂鉄
あとがき(小田嶋隆)