殴り合いの文化史
樫永真佐夫 4,070円
あらすじ
名誉と屈辱、本能と理性、男らしさと女らしさ。
太古から現代にいたるまで、人間は、このきわめて「人間的」な暴力とともにあった。
いや、その歴史は、人間の歴史そのものなのだ。
リングにあがった人類学者が描き出す暴力が孕むすべてのもの。
序
1章 人間的な暴力
2章 理性の暴力
3章 殴り合うカラダ
4章 拳のシンボリズム
5章 殴り合いのゲーム化
6章 「殴り合い」は海を越えて
7章 一発逆転の拳
8章 名誉と不名誉
9章 殴り合いの快楽
10章 女性化する拳
あとがき
註
参考文献
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