ひかりぼっち
あらすじ
いつ、どの部分を遺書として 切り取ってくれても構わない。
あなたがあなた自身である限り、誰にも負けることはない。
オリジナルでもフェイクでもいい。ただわたしであればそれだけでいい。
GEZANマヒト、時代のフロントマン。眩しいだけじゃない光の記録。
<写真 佐内正史>
八月の盆踊り、桜の咲くアメリカ、厄が落ちたフジロック、辺野古の黒い煙、躊躇ないハギビス、溢れる渋谷、破壊の日。ギターを背負って手を振って別れた道。たくさんの好きな人たちーー。
できるだけたくさん光を集める。絶望に追いつかれないように。
【目次】
眩しがりやが見た光
晴れた日に石を見る
おばけ
唾ではなく翼で
今日もわたしがわたしであり、あなたがあなたである限り
政治の話は人々の血でできている
今日のヒーロー
光葬
走馬灯とする雨宿り
夕ひばり
祭りの準備
真夏のアウトライン
プロジェクトFUKUSHIMA! 盆踊り
糖分 of LOVE
きみの鳥はうたえる ぼくの鳥は?
静寂は語るだろう
泉なるわれ混乱を主宰して
降参
明星
ひらかざる蘭
QUIET RED
白紙が微笑む
HOLY DAY
この世界が何もわからなくても、うたってもいい
三月の君はちゃんと目をこすって
でるお監督
純喫茶ローレンス
銀河で一番静かな革命
宝石のたそがれ
捏造された肘
フジロック
即興
全感覚祭2019
言葉が飛ぶための滑走路
爛々と灯る
自主隔離1
ねえ、歌舞伎町
自主隔離2
それぞれの怒り それぞれの祈り
水の中、自ら
見えなくなったものたちの
ひかりぼっち