孤独になると結果が出せる
茂木健一郎 1,430円
あらすじ
「これなら結果を出せる! 」と思えるプランがあるのに、
実行過程のネゴシエーションを考えると一気に気持ちが萎えてしまう。
クライアントや上司を説得しなきゃいけないのは仕方ないけど、
考えの古い先輩や頭の固い同僚にわけのわからない横槍を入れられそうで、うんざり……。
自分だけではなくみんながムダと思っているのに、
「決まりだから」という謎の理由でやめられない作業があり、
それに時間をとられて肝心の仕事が進まない……。
そんなとき、他人の意見に振り回されていては、大きな結果は出せません。
無理して人に合わせるのはリソースのムダです。
しかし、頭ではそうわかってはいても、ついつい「同調圧力」に屈してしまい、
もやもやとした思いを抱え込んでいる人が多いのではないでしょうか?
周囲に流されそうな場面で、最強の心の支えとなるのが、「孤独を知ること」です。
いまの日本では、孤独を寂しくツライものとして必要以上に避ける風潮がありますが、
芯を外していてはいつまでたっても本当に求めるものにたどり着くことはできません。
孤独こそが脳の本質なのです。
その峻厳な事実と逃げずに向き合えば、すべてが好転し始めます。
孤独は脳にどんな良い影響を与えるのか、
孤独と上手につきあうにはどうすればよいのか、
なぜ孤独な人は結果を出せるのかなどを、
本書では最新の脳科学の知見に基づいてていねいに解説していきます。
一歩踏み出したい人の背中を力強く後押ししてくれる1冊です。
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