大学入学共通テスト 物理が1冊でしっかりわかる本

購入した作品の読み方

あらすじ

正答への最短ルートがこの1冊に!
本書は、「共通テスト」で必要な基礎力と実戦力を「11」のテーマで効果的に学ぶことができます。

本書のゴールは、高校物理を体系的に学ぶことではなく、共通テスト物理で高得点を取ることです!
その目的を達するために本書で取り上げたのは、以下の3つです。

(1) 重要であり、他単元・分野にも関連する
(2) 習得してしまえば、他単元は自習が可能
(3) 受験生が苦手にしがち

この3つの基準に該当する単元を、全分野で取り上げました。

たとえば、力学。本書は11の「講」で構成されていますが、第1講は力に関する講です。ここでの理解は力学全般に影響が大きく、また電磁気や熱力学にも関連が強いです。

第2講は力のモーメント。受験生が苦手にしがちな単元です。第3~5講は運動している物体に関する講です。この先の講で力学の学習を続けても、他の解法は存在しません。それはなぜか?
第5講までを学習すれば、 問題を解くためのアイテムが8割方そろうので、その後は、これら式の組み合わせですべての問題が解けてしまう からです。
万有引力で新しい話題が出てきたり、円運動では式の見た目の形が少々異なったりしますが、考え方は変わりません。つまり、最初にぶれることのない 太い幹を習得し、その後は枝葉を足していくのです。

繰り返しになりますが、本書は、高得点を獲得するために何が必要かに、とことん絞って構成されています。

●本書の構成

【1】 「ここが大切!」

各テーマで必須の知識を確認しましょう。
山縣先生が、必要なことだけをコンパクト&わかりやすくまとめてくれました。「練習問題」「実戦問題」を解くための準備を調えることできます。

【2】 「練習問題」

「共通テスト」的な問題の切り口をおさえましょう。
「こう解く!」で、解き方、考え方の確認をしましょう。
また、文末の「解法ポイント」では、ミスなく、効率よく解くための山縣先生直伝の解法テクニックを掲載しました。
じっくり読みこんでください。

【3】 「実戦問題」

解くための力が身についているかの確認を行います。自力で解いた後には、「こう解く!」で考え方、解き方のチェックをしましょう。以上のサイクルを繰り返すことで、「共通テスト 物理」の対策はバッチリです!