社長、僕らをロボットにする気ですか?

購入した作品の読み方

あらすじ

■■内閣官房「業務の抜本見直し推進チーム」アドバイザーを務める著者が、マニュアル導入によって人と組織を成長させる方法を具体的に示した一冊■■

「マニュアル」と聞くと、「型通りに動け」と言われる印象をもつ方もいるでしょう。
でも、それは大いなる誤解です。
何のために、どのような行動をとり、求められる成果を出していくか。
それを押さえて、誰もが迷わず、確実に楽に動けるようになること。
それが本来のマニュアルだと本書では述べられています。
頭の中の空き容量を増やし、より創造的な仕事に取り組んでいくために――。
「正しい」マニュアル導入とは何かについて、明快にまとめられた一冊です。

-「はじめに」より-
本書のタイトルにもなっている「僕らをロボットにする気ですか?」という言葉は、マニュアル導入の説明をしに行った会社で、実際に社員の方に言われたものです。いかにみなさんがマニュアルに対して抵抗感を持っているかを思い知らされた経験でした。
マニュアルは、決して“人をロボットにする”ものではありません。
本来マニュアルは、使う人を、悩みや、迷いから開放し、楽に動けるようにするためにあります。
その人の有効に使える時間を増やし、その人自身をより活かせるような仕組みを作るためのツールです。
マニュアルは、“人が人らしく働く”ために存在するものなのです。


■収録トピック(抜粋)
・マニュアルはいつから”悪者”になったのか?
・マニュアルとトリセツはどう違う?
・マニュアルは「守破離」の「守」を実現するためのツール
・マニュアルなくして教育は始まらない!
・マニュアルはいつ作る? 今でしょ!
・マニュアル化を会社の成長につなげる3つのフェーズ
・マニュアル化の"超"基本手法と構成