すばらしき国、ニッポン
あらすじ
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外国の人は、日本人をこんなにも高く評している! いま、親子で読みたい、日本が大好きになる愛国の書。
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ベストセラー『世界の日本人ジョーク集』シリーズの著者が世界で評される日本人の美徳を解説。和・清・美・信・献に代表される日本人の魅力を改めて見つめなおす。
●サムライ・ブルーが見せた去り際の美しさ
●日本の鉄道の話を聞くと、アメリカは中世なのだとわかる
●ルーマニア人が絶賛した「恥の文化」
●和食は日本人の心の写し鏡
●大坂なおみのユーモアと心遣い
●カンボジアのお札にある「日の丸」
●台湾人が語り継ぐ「最も尊敬すべき日本人」
●中国人を魅了する東野圭吾のエンタメ性
●世界のロボットの6割が日本製
●浮世絵を手本としたゴッホ
●ザビエルが驚いた日本人の知識欲
●ディズニー・ワールドに展示された加賀友禅
昨今、「自画自賛」よりもつまらないのは、「日本ダメ論」です。日本の一部の人々は「日本はもうダメ」と過剰に言い立てる傾向があります。ネット上には「日本は三流国」「日本は終わり」といった言葉を延々と繰り返す人たちもいます。「日本死ね」などという汚い言葉も生まれました。
問題点を的確に指摘する批評精神が社会の発展のために必要なことは自明のことです。しかし、行き過ぎた「日本ダメ論」の類には、いかにも後ろ向きで気の滅入るような雰囲気が色濃く漂います。そのような過度の悲観主義が、社会のためになるとは思えません。
自国を殊更に美化する必要などもちろんありませんが、国際社会からの等身大の評価を通じて、祖国への適度な自信や誇りを穏やかに育んでいく姿勢は、これからの時代においてさらに重要となってくるのではないでしょうか。これまでに先人たちが紡いできた知恵や工夫を知った上で、直面する課題にしっかりと取り組んでいく必要があります。過去や先例を「良き学びの教科書」とすべきです。 本書は美徳を養うためのささやかな指南書です。
――――著者まえがきより