読書する女たち フェミニズムの名著は私の人生をどう変えたか

購入した作品の読み方

あらすじ

一冊の本に何度でも出会い直し、人生の糧にできる我々はなんて幸福なんだろう。
―松田青子(作家)

「私はフェミニストじゃないけど」って前置きにイラっとする人は全員読もう
―小川たまか(ライター)

育児のため新聞記者の夢を諦め、ライターとして働くステファニーは、
果てしなく続く家事と育児と仕事に追われ、閉塞的な日々を過ごす。
ある日、学生時代に読んだベティ・フリーダンの『女性学の神話』を再読し
感銘を受けた彼女は、母校でフェミニズムを学びなおす決意をする。

15冊の名著を授業形式でひも解き、
現代の女たちが生き延びるすべを探すエッセイ。

【本書に登場するテキスト】
 メアリ・ウルフトンクラスト『女性の権利の擁護』
 バージニア・ウルフ『私ひとりの部屋』
 シモーヌ・ド・ボーボワール『第二の性』  ほか

【目次】
CHAPTER1 発見
CHAPTER2 運命
CHAPTER3 分裂
CHAPTER4 欲望