今こそ企業内起業で経営者になる
あらすじ
■企業内起業のゼロイチから成長フェーズ、さらなる進化への挑戦まで解説
本書では、企業内で新しい事業を立ち上げ、その事業を軌道に乗せ、会社、あるいは組織として成長させていくことを、企業内起業と定義しています。これは決して新しい概念ではありませんが、変化の激しい時代の中でますます重要になってきている考え方で、今こそまさに注目される働き方と言えます。
著者は1992年にNTTに入社し、インターネット産業が立ち上がりつつあるシリコンバレーの一端に触れ、日本でのインターネット黎明期に身を置いてきました。その中で立ち上げたのがNTTスマートコネクトです。本書では、その過程で培ってきた企業内起業のマインドや具体策を紐解き、必要なマインド、押さえるべきアクション、そして伝えたいメッセージをまとめました。
何かはじめたいと思っている人、乗り越えられない壁にあたって悩んでいる人、やりたいことが見つからずに悶々としている人、あるいは新規事業担当に任命されたけれどもどうしてよいかわからない人などに役立つヒントが詰まっている一冊です。
■収録トピック(抜粋)
-マインド編
・企業内起業という働き方の選択
・個人の発想と企業リソースの融合
・企業内起業の種は経験から生まれる
・人との出会いが、事業のアンテナを広げる
・事業の成立要件を考え、ビジネス感覚を磨く
・想像力を存分に発揮する
-アクション編
・コンセプトに落とし込み、事業計画書をつくる
・人を巻き込む・協力者をつくる
・チームの判断軸を共通化する
・失敗を恐れず、撤退判断を明確にする
・数字へのこだわりをチームの文化にする
・安定期にこそ営業的視点を重視する
・会社のリソースを最大限に活かす
-メッセージ編
・組織に内在するイントレプレナーシップを引き出す
・環境をつくり、事業をつくり、人をつくる
- ジャンル
- 出版社