貿易現場の手控え帳~輸入クレーム対策5つのステップと3つのポイント~
姉崎慶三郎/MBビジネス研究班 328円
あらすじ
さっと読めるミニ書籍です(文章量8,000文字以上 9,000文字未満(10分で読めるシリーズ)=紙の書籍の16ページ程度)
【書籍説明】
マスクに大量の不良が発生した。政府が配布した新型コロナウィルス対策のための布製マスクのことである。
不良の原因は何だったのか。このころの日本では、マスクが全く調達できず、既存の生産工場は手一杯だったので、マスクを生産したことのない海外工場に発注するしかなかったようである。
日本の6,500万世帯に2枚の布製マスク、総数1億3,000万枚を配布する計画であるから、大きな事業であった。
輸入には不良はつきものである。今後このような問題が起きたときのことを想定して、輸入製品の不良品をできるだけゼロに近づける方策を準備しておく必要がある。
その準備を『貿易現場の手控え帳』として残すことにしよう。輸入クレームに対する対策を5つのステップに分けて検証し、さらにそこから得られるポイントを3つに絞ってみることにしよう。
【目次】
1.不良マスクの原因はマスク製造未経験
2.ステップ1:不良率を予測する
3.ステップ2:単発ビジネスの不良品対策
4.ステップ3:継続ビジネスの不良品対策
5.ステップ4:お互いの常識を知るために
6.ステップ5:専門家と手を組む
7.ポイント1:日本への輸出実績があるか確認する
8.ポイント2:輸入者の後ろには誰もいない!
9.ポイント3:クレームとは苦情のことではなく、請求である。チャンスでもある。
10.輸入通関統計で見つからない輸入マスクの不思議
【著者紹介】
姉… 以上まえがきより抜粋
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