江戸の鳥類図譜 ~大名、学者、本草画家が描いた日本の鳥たち~
細川博昭 3,762円
あらすじ
江戸時代、本草学を学び、写実的な絵を描ける絵師を本草画家と呼びました。十六世紀のヨーロッパで各種の動植物図鑑がつくられたのと並行するように、日本でも本草画家による図譜が、鳥だけでも百点以上作られました。本書は、江戸の鳥図譜を、現在の鳥類図鑑の分類に沿ったかたちで並べなおし、現代語の解説を加えて紹介する総合的な江戸の鳥類図譜です。江戸の人々が見た鳥と、江戸の鳥図譜の世界を堪能してください。