南条翔は其の狐の如く 3

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あらすじ

和風ファンタジー×六七質アートの化学反応!  読後満足度絶対保証!

半妖となった高校生の翔は、もうすぐ迎える夏休みの間の働き口を探していた。
しかし、小さな田舎町には学生のアルバイト先があまりなく、翔の仕事探しは難航する。
それを聞きつけた北の神主・比良利は、翔に神社で働かないかと持ち掛けた。
あれよあれよという間に言いくるめられてしまった翔は、
二足立ちの狐の妖たちに混じって、『出仕前』という神職の手伝いをすることになった。
人語を理解できる化け狐の茶丸に面倒をみられることになり、
自由で気ままな狐たちに翻弄されながら、翔は慌ただしい日々を送っていく。
一方、『夏越の大祓』で南の神主をお披露目したことにより、
妖たちは新たな神主の下で甘い蜜を啜ろうと、水面下で動き始める。
中でも妖たちは『指南番』と呼ばれる神主候補を指導する役目を狙っていた。
翔に対抗心を抱いている貂の千早は、
『指南番』になるために翔に直接勝負を仕掛けようと画策するのだが――。


梅野 歩(ウメノアユム):福岡県在住。本作にてデビュー。

六七質(ムナシチ):イラストレーター。東京都在住。ゲーム、アニメ背景のコンセプトデザイン、小説等の装画、カードゲームイラストなどで活躍中。ベストセラー絵本『えんとつ町のプペル』(にしのあきひろ・著)のメインイラストレーターを務めた。