障害者の舞台芸術鑑賞サービス入門

購入した作品の読み方

あらすじ

ライブ、ダンス、演劇、ミュージカル……
舞台芸術を誰もが楽しむことができるように、
文化施設や舞台をつくる人々に何ができるのだろう。

人々とアートの間の「障害」をなくし、つなぐ、新しい「サービス」の実際がわかる初めてのハンドブック。

――2016年「障害者差別解消法」の施行により、文化施設全般に障害のある人への合理的配慮の提供が義務付けられたが、多くの施設では対応がすすんでいない。
2020年のオリンピック・パラリンピック開催により、現場の問題意識は高まっているものの具体的な規定や指針の不在が課題となっている。舞台鑑賞のユニバーサルデザインに先駆的に取り組んできた著者が、基本的な考え方から障害ごとのスタッフの対応の詳細までをまとめ、「何をしたらよいのか」「どう始めたらよいか」という現場の問いに応える初めてのハンドブック。多様な人々が生きる社会のデザインに向けて。