星影のセレナーデ(五)人間の運命の巻

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あらすじ

赤嶺は三年生になり義祖母から仕送りを受け、バイトの必要がなくなり勉学とサークル活動と学友との交流を深めた。四年生になり卒論も就職試験も満足にできた。回想から現実に戻り、偶然遭遇した勝子婆さんから懐かしい光子小母さんの近況を知り会いに行ったが厳しい現実を見て落胆した。悄然とホテルに戻りベッドにいて夢幻に河原に降りていた。憧れのお姉さん香田暁子がいた。河を渡り生みの母に会いたいと言うのを止めさせようと説得したが、彼女は水に入り川霧の彼方へ姿を消した。