「お繕い」で服を育てる。

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お気に入りの服に穴があいたり、シミができたり、すり切れても…
大丈夫! 「お繕い」すれば、さらに魅力的に生まれ変わります。よく着るお気に入りほど、穴があいたり、
シミができたり、すり切れたり、痛みやすいもの。

そんなとき、泣く泣く捨てていたとしたら、
ぜひ「お繕い」を試してみてください。

ダメージをカバーしてくれるだけでなく、
ハンドクラフトのあたたかみが加わって、
元の服よりチャーミングな服に生まれ変わります。

「お繕い」のテクニックは、決して難しくありません。

当て布と並縫いのたったふたつ。
誰にでもかんたんです。

「お繕い」を加えれば加えるほど服は自分らしく変化していき、
どんどん愛着も増していきます。
例えるなら「服を育てている」ような感じです。
安い服を買っては次々と捨てるのではなく、
少し高くてもがんばって気に入った服を購入し、
それを大事に着続ける暮らし方。
まるで、英国紳士が上質なツイードジャケットをすり切れるまで着て、
そこに肘当てをしてさらに着続けるような。

これからは、そんなていねいな暮らしが素敵だと思いませんか?


堀内 春美(ほりうちはるみ):静岡県富士宮市在住の古布・リネン作家。
今まで古布やリネンを使って作ったオリジナルデザインの服は600点以上。
年に数回、開催する展示即売会には全国からファンが詰めかける。
著書は『古布を着る。』(共著・主婦の友社)。
家庭では主婦であり、一男一女の母、孫3人。