14歳からの政治入門

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あらすじ

なぜ、選挙に行かないと損をするの?
消費税25%でも不満がない国があるって本当?
国民が国の借金を支えているって、どういうこと?

国会議員の選挙が日々話題になる昨今、
ジャーナリストの池上彰さんが、
「なぜ、世の中に“政治”が必要なのか」
「そもそも“政治”とは何なのか」を解き明かします。

本書のもとになったのは、東京・三鷹市の中学校で
2日間にわたって行われた特別授業。
「大統領と首相って何が違うの?」
「共産主義ってなんですか?」
「少数派の意見を聞かないのは不公平じゃないですか?」
池上先生を待ち構えていた生徒たちから、
鋭い質問が次々飛び出し、授業は白熱。
どんな質問にも、わかりやすく答えてくれる
池上先生の「政治入門」講義は、
14歳の視野をどんどん広げ、
世の中の仕組みをリアルに伝えてくれるものでした。

●選挙に行かないと、損をする。
●消費税25%でも不満のない国がある。
●国の借金を国民が支えている。

街の道路工事の話から、
イギリス、アメリカ、北朝鮮の話まで、
今を生きる日本人に必要な基礎知識が
ぎゅっとつまった特別授業のあと、多くの生徒たちが
「18歳になったら必ず選挙に行きます」と決意。
今まで関係ないと思っていた「政治」が急に身近な問題になり、
自分たちの未来につながる暮らしの一部だということが
実感できたようです。

本書では、この特別授業を補完し、再編集。
愉快な4コマとともに「政治」の世界へご案内します。
この本を読む前と読み終わった後では、
世の中の見え方が違ってくるはずです。

(イラストレーション=白根ゆたんぽ)