細野晴臣 録音術 ぼくらはこうして音をつくってきた
鈴木惣一朗 2,750円
あらすじ
これがポップス録音史だ。
70年代のソロデビューから最新作まで。
40年におよぶ細野晴臣の全キャリアを、その音楽活動を長きにわたり見つめてきた
鈴木惣一朗が歴代のエンジニアと細野晴臣本人とともに辿る。
制作に寄り添ってきたエンジニアだからこそ語れる、
細野晴臣の「音づくり」とは?
現存する『はらいそ』『フィルハーモニー』『S・F・X』『オムニ・サイト・シーイング』『メディスン・コンピレーション』のトラックシートも収録!
歌謡曲からフォーク、ロック創世記の音づくり、
コンソールの変遷、アナログからデジタルへ。
テクノ、ニューウェイヴ、アンビエント、トランス…。
激動のレコーデング発展史と、あらゆるジャンルの音楽を咀嚼してきた細野晴臣。
「自分と同業者のために音楽をつくっている」と公言してきた、その録音作品の歩みを、
「未来の音楽」のために、エンジニアと細野晴臣本人にインタヴュー。
メジャーな音楽シーンが、ライヴ、配信主導になりつつあり、
70年代からすれば夢のようなセルフレコーディングが実現可能になった昨今、
細野晴臣という日本を(YMOでは世界を)代表する音楽家の残してきた録音芸術(アルバム)が、
どのような時代背景、発想のもとに生まれたのか?
〈おもな内容〉
吉野 金次・・・・『ホソノ・ハウス』
田中 信一・・・・『トロピカル・ダンディー』『泰安洋行』
吉沢 典夫・・・・『はらいそ』
寺田 康彦・・・・『SFX』『メディスン・コンピレーション』
飯尾 芳史・・・・『フィルハーモニー』『オムニ・サイト・シーイング』
原口 宏・・・・ 『フライング・ソーサー 1947』『ホソノヴァ』『ヘヴンリー・ミュージック』
原 真人・・・・ 『ヘヴンリー・ミュージック』