宇宙万象 第3巻

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あらすじ

“神界からの視点”が書かれています。あなたが「生きている間」にしか読むことができない貴重な本です。2019年5月から、新しい時代が始まります。世界は「ジェットコースターの時代」に突入します。あなたは「準備」ができていますか? あとがき 平成最後の十二月に、『宇宙万象 第3巻』を出版する御縁になったことに感慨深いものを感じています。昭和、平成という二つの時代を、この日本で生まれ過ごせたことに、「良かったなあ」と心から思います。 皇室の歴史を考察しますと、いつの時代でも「皇室の継続」を誰もが心配してきたと思われます。日本には長い戦国時代もありましたが、途切れそうで切れなかったのが皇統なのです。歴史を調べれば調べるほど、その奇跡的な皇室の継続性に驚きます。 過去の何度もあった激動期に、皇統の継続を案じたその時代の側近たち、学者たちは、「これからの未来も皇室の継続力を信じましょう」という落ちで、納得されてこられたようです。 心配しても仕方がないことについては、その今までの歴史を再認識して、その「継続力」を信じること。これは私たちにも大切なことです。 考えてもみてください。今の私たちが生きているのは、人類発生以来、自分の先祖たちが途切れなかった奇跡の連続の御蔭です。自分が今、存在するこの不思議に気づきましょう。 これを謙虚に考えた時に、心から素直に、ご先祖様へ「生かして頂いて ありがとう御座います」と言いたくなる気持ちが湧き起こります。 この『宇宙万象 第3巻』は、まさにこの不思議に気づくように、色々な角度から話が展開されています。難しいことは何もありません。自分が存在するという不思議に気づき、自分自身を見つめていくことが、なぜか宇宙全体を知ることに至ります。これが悟りの流れです。 「艱難辛苦」(かんなん しんく)、「艱難汝を玉にす」(かんなん なんじをたまにす)、人は困難や苦労を乗り越えることによって、立派な人間に成長する可能性があるという意味です。 今の世界情勢と自然災害を観ますと、来年からは様々な困難に日本も私たちも直面するかも知れません。でも、自分が存在する不思議に気づけるほどに、心が水晶のように澄み始める時代でもあると感じます。心が澄めば、どんな艱難辛苦も自分をより強く澄ませる材料と成り得ます。 来年も、どんなことも明るく乗り越えてみせましょう。 自分に関することは、どんなことでも小さなことではありません。すべてが大切な大きなことだらけなのです。このことにこれからも、気づいていきましょう。 平成三十年十二月を迎えて 伊勢白山道