快楽デパート 第三回
睦月影郎(著)/とやまみーや(イラスト) 110円
あらすじ
63歳の小川次郎はまほろば百貨店で40年間勤め上げた。老朽化したデパートが閉店を迎えた日、店を救ってほしいと託されて、40年前にタイムスリップ。未来の記憶を持ったまま新入社員の肉体を取り戻した。次郎はかつて実現できなかった淫靡な妄想を形にしていく。ある日、イベントに出演する18歳の新人歌手・加藤さやかのアテンドを任される。普通の少女っぽく、まだパッとしない雰囲気だが、ショートカットでえくぼが愛らしい。清楚な衣装だが、ブラウスの胸も、のちに巨乳になりそうな兆しを見せていた。まだ無名だったさやかだが、次郎はのちに彼女が大人気になると知っていた。さやかの買い物や食事に連れ添う次郎。「何も知らないのに、恋の歌とか歌うの変ですよね」と処女であることをさやかがこぼすと、次郎は言葉巧みにラブホテルへ連れ込み……。