モーリーの「知的サバイバル」セミナー 第4回 善意の力と現実
著者:モーリー・ロバートソン 330円
あらすじ
アフリカの地で反政府ゲリラによって誘拐され続ける子どもたちを救おうと、世界中の若者たちが立ち上がる。FecebookやYouTubeを使い、世界中の人々の「善意」を集め、ついにはアメリカ政府を動かす。しかし……!全世界で約1億回観られた映像が、私たちに指し示す希望と現実とは!?
2011年の震災時に、TwitterやFecebookなどソーシャルメディア(SNS)の力を実感した日本人は多いだろう。海外でも「アラブの春」を始め、SNSは着実に私たちの世界を変えようとしている。
しかし、情報や感情をどれだけ早く大量に集められたとしても、圧倒的な現実の力の前には限定的な影響力しか持たないこともある。
国際ジャーナリストのモーリー・ロバートソンがお送りする、「世界」を知るための知的なサバイバルセミナー。第4回のテーマはSNSなどネットに溢れる善意の力と現実。
「世界中の人がウガンダで被害に遭う子どもの境遇に胸を痛めているけれど、結局は「何もできない」状態になってしまったんです。」
目次
1 「KONY 2012」 ――世界最悪の犯罪者を止めろ!
2 1億回分の善意の力
3 困難
4 作られた感動
5 善意+(プラス)
【想定読了時間 38分】