渡瀬昌忠著作集 第四巻 人麻呂歌集非略体歌論下 七夕歌群論
著者:渡瀬 昌忠 13,200円
あらすじ
柿本人麻呂論・歌論を中心に、万葉文学、そして日本文学の源流の謎解明への、長年にわたる研究の成果がここに結実。全八巻に補巻二巻を加えた充実の著作集。
第四章 七夕歌群の構想の論 天武朝の天文知識と七夕歌群/漢王朝と天武朝の「天漢」/神婚神話と水神の祭り/略体歌の七夕歌―使者を求めて―/七夕歌の月の使者―漢文学との関係―/黄道に沿い行く月と金星/第五章 七夕歌群の構造の論 人麻呂歌集七夕歌群の本体部/第一歌群の論/第二歌群の論/第三歌群の論/第四歌群の論―使者月人壮子の往還・波紋型構成―/第五歌群の論/第六歌群の論―七夕当夜の相会以前―/第七・八歌群の論/余興歌三首の論/補遺部の論/付録 人麻呂歌集の七夕歌群―立場上の歌い手と歌の作り手― Kakinomoto no Hitomaro,Chinese Astronomy,and Chinese Traditions Concerning the Seventh Night Story:The“Seventh Night Poems”in the Hitomaro kashu
※本書は平成14年12月におうふうより刊行された『渡瀬昌忠著作集 第四巻 人麻呂歌集非略体歌論下―七夕歌群論―』が底本です。