貿易専門家が解説する日本貿易史。卑弥呼の朝貢貿易の深層を探る。

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あらすじ

さっと読めるミニ書籍です(文章量12,000文字以上 13,000文字未満(10分で読めるシリーズ)=紙の書籍の24ページ程度)

【書籍説明】

千葉駅から外房線で3つ目に鎌取駅がある。

この駅前に古墳時代の鎌取遺跡があり、小規模な製鉄を行っていた。

現在は現代的な都市空間になった遺跡跡で、古代の鉄の流通を思い描く。

鉄は交易を運命づけられ、朝鮮半島からやって来た。

鉄を運んだのは朝鮮半島の人たちではなく倭人だった。

卑弥呼の朝貢貿易は鉄の路を確保するのが目的だった。

倭国の朝貢を歓迎する魏の皇帝の狙いとは何か。

そしてそこに潜む暗い深層とは何か。

卑弥呼には国際感覚と貿易センスはあったのか。

どうして貿易の歴史という題名の本がないのか。

歴史の教科書では、日宋貿易、日明貿易、などの名前が並ぶのに、貿易の歴史という書物がないのはなぜか。

鉄の路や魏志倭人伝と関係があるのか。

【目次】
1.鉄はどのようにして日本に来たのか
2.鉄は交易を運命づけられていた
3.朝貢貿易に潜むダークな鉄交易
4.交易的な鉄器と威信材としての青銅器
5.魏が卑弥呼を好意的に歓迎した真の狙いとは? 
6.再び鎌取遺跡で


【著者紹介】

姉崎慶三郎(アネザキケイザブロウ)

群馬県出身。元商社勤務。海外駐在員経験2回。

長年の海外ビジネス経験を生かして、当時合格率8.4%で、日本全国で400名もいない超難関貿易資格「ジェトロ認定貿易アドバイザー」を一浪して取得。

自身の40年に渡る… 以上まえがきより抜粋