亡国スパイ秘録

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あらすじ

「スパイ天国・日本よ、目を覚ませ」──初代内閣安全保障室長をつとめ、「危機管理」という言葉を創った男が、最後の告発!

少年時代にゾルゲ事件に関与。警察官僚として米国でスパイ研修を受け、007のように華麗にはいかないスパイ捜査や、ハニー・トラップの実態を学ぶ。国際インテリジェンス・オフィサーとして、戦中戦後の日本を見つめてきた著者の「インテリジェンスなき国家は亡びる」という遺言の書。
解説・伊藤隆

【本書で明かされた佐々淳行の“スパイ大作戦”】
・少年時代に見た、父佐々弘雄と「ゾルゲ事件」
・ワシントンで、CIA、FBIの秘密スパイ研修を受けた
・「ラストボロフ事件」で対ソ協力者に政界・財界の大物が
・外国人スパイを運用し、MI5に監視される
・我が友、MI6のフォーサイス
・各国諜報機関のハニー・トラップの実態
・大物スリーパーとして瀬島龍三をマークしたが──


【本書は単行本『私を通りすぎたスパイたち』を文庫化にあたり改題したものです】