JAZZ遺言状 辛口・甘口で選ぶ、必聴盤からリフレッシュ盤まで600枚
寺島靖国 2,420円
あらすじ
80歳。
ジャズ喫茶「メグ」閉店。
未だ辿り着けないジャズの奥深さ、
歯痒さを綴るジャズ・エッセイ。
「JAZZ JAPAN」の人気連載「我が愛しのジャズ・アルバム」、待望の書籍化!
ジャズはわからないところがあるからこそ、魅力的な音楽なんだと思う。
探求してみようという気持ちが働き、結局年がいって不明のまま死んでゆく。
死の床でとうとう俺はジャズがわからなかったな、「ワッハハハッ」と笑ってくたばれたら、
これに勝る幸せはないんじゃないか。(本文より)
寺島靖国のジャズ7箇条※●●は本書「まえがき」でご確認ください。
1 自己中心主義でゆこう。自分の耳で聞いてよければそれでいい。
2 「音色」で味わおう。
3 名盤だけではない。●●こそジャズの醍醐味である。
4 まずは良い楽曲ありき。●●至上主義ではつまらない。味気ない。
5 ジャズに疲れたら●●とピアノ・トリオでリラックスしよう。
6 ジャズはファッションである。服装やジャケットのかっこいいものを聴こう。
7 新譜をどん欲に聴いて、心身をリフレッシュさせよう。