自分を信じるということ ありのままで生きる
あらすじ
「わたしはわたしでいい」
そう思えるだけで、人生は輝き始めます。
45万部のベストセラー『感情的にならない本』の著者が、
長年書きたかった究極のテーマ!
「自己肯定感」よりずっとわかりやすい、
「自分を信じるということ」
自分を信じることは、いくつになってからでもできる!
幸せに生きるためには、自分を信じればいい。
私自身、そのことに気づくまでに長い時間がかかりました。
自分を信じることの第一歩は、自分の素直な感覚に従って行動することです。
うまくいかないときでも、「ダメな自分」を信じてあげてください。
そして、「本当はどうなりたいか」という心の声を、聞いてみてほしいのです。
その願望を見つけることが、自分を信じることにつながります。
とくに多いのは、「自分は幸せなんだろうか」という気持ちです。
裕福とは言えなくても生活は安定している。
仕事も人間関係もとくに大きな問題はない。
とりあえず健康だし、家族もみんな元気。
それなら幸せなはずなのに、自分を幸せはと思えない。
いまの暮らしを守れたとしても、これから先、幸せになれるとは思えない。
そういう人に、果たして精神科医のわたしにどんなアドバイスができるのだろうか。
そう思うことがしばしばあり、そしてやっと答えが見つかりました。
短い言葉で十分だと思います。
「もっと自分を信じてください」
とにかく自分を取り巻くさまざまなものに合わせたり振り回されたりしながら暮らしているとき、
自然に備わっていたはずの感覚とか素直な願望を封じ込めてはいないでしょうか。
「わたしはこう感じる」「わたしはこう思う」「わたしはこうしたい」といった、
いわば裸の自分が上げる声や欲求を、無視していることはないでしょうか。
「自分を信じる」というのは、そういう素顔の自分を信じるということです。
自分の声に従うということです。
もちろん、そんな簡単なことではないかもしれませんが、
このことについては自分を信じることにしようというちょっとした決意が、
あなたを変えていく、幸せにしてくれると私は信じています。
今がなんとなく幸せと思えない、自分のことがちょっと嫌で変えてみたいと思う方のお役に少しでも立てたら、
著者としてこのうえない幸せです。
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