悪と往生 親鸞を裏切る『歎異抄』 著:山折哲雄 858円 試し読み カート追加 購入した作品の読み方 あらすじ 親鸞の教えと『歎異抄』の間には絶対的な距離がある。この距離の意味を考えない限り、日本における「根元悪」の問題も、「悪人」の救済という課題も解けはしない。中世以来、あまたの人々の心を捉え読み継がれてきた『歎異抄』は、弟子・唯円の手になる聞き書きであった。だがその唯円は、「裏切る弟子」=ユダではなかったか。本書は、『歎異抄』を解体しつつ、現代社会に濃い影を落とす〈悪〉という難題に対峙する。著者の親鸞理解の到達点。 ジャンル 文芸 小説 出版社 中央公論新社 レビューを書く TOP 電子書籍(本・小説) 著:山折哲雄 悪と往生 親鸞を裏切る『歎異抄』