豊かな人生を引き寄せる「あ、これ美味しい!」の言い換え力

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あらすじ

九州女子大学の教科書にも採用!

日本酒、ワインからラーメン、カレーに至るまで、あらゆる食品の細かな味の違いを記憶&比較できる
おどろきのメソッドを収録!

「はじめに」より抜粋

あなたは、自分の「味覚」にどのくらい自信を持っていますか?
美味しいものや珍しいものを食べ尽くしている人であっても、なかなか自由に使いこなせない「味覚」ですが、
もし、それを高いレベルで研ぎ澄ますことができれば、あなたの人生は大きく変わります。


世界最高峰のソムリエは、三歳のころからワインを飲んでいたのでしょうか。
そんなことはありません。
少なくとも日本人のソムリエであれば、二十歳になってから初めてワインを口にしたはずです。
それでも、世界中のワインを嗅ぎ分けるような一流のスキルを獲得しています。
そして、その味を言葉にして伝える確かな表現力も。

もちろん、幼少期からの食習慣や味付けなどの「食育」は重要です。
しかし、味覚や嗅覚は、そのほかの感覚やスポーツスキルよりも、大人になってからの「成長」や「スキルアップ」が期待できる、伸びしろの大きい五感と言えます。

ですから、あなたが何かひとつ「一流」と呼ばれるものを身につけたいと思ったのなら、私は、迷わず「鋭い味覚」の獲得をおすすめします。
「鋭い味覚」を持つ人が希少なのは、その鍛え方を知っている人が少ないから。それならば、試しにその方法を学んでみてください。

本書は、認知科学や認知言語学の最新の研究をもとに、これまであなたが知り得なかった「味覚の鍛え方」や「味を言語化する方法」をていねいにまとめた一冊です。

本書を通じて、自分の舌の体感と自分の言葉にとことん向き合い、一流の大人を目指してください。

福島 宙輝