【国会改革論(1)】野党はささいな統計ミスではなく、政府の「考え方、論理の組み立て方」を批判せよ 【橋下徹の「問題解決の授業」Vol.128】
あらすじ
橋下徹公式メールマガジン「学者やコンサルでは伝えられない橋下徹の「問題解決の授業」」を号毎に電子書籍化。
<今号の内容>
■技能労働者「統計ミス」は国会審議を止めるほどのレベルじゃない
■なぜ「万年与党」「万年野党」を前提にしてはダメなのか?
■霞が関の「働き方改革」で政府のミスは防げる
■効果は先生一人当たり130時間! 大阪市教育委員会の「大改革」
■「細かなクイズ的事実はその場で調べる」を国会のルールに
■これが「許されるミス」「許されないミス」の線引き
■政府与党に反問権がないので、野党を正せない
■根拠不明の外国人労働者「受け入れ数」は、政府のごまかしだ
<橋下徹メッセージ>
『独裁者』『民主主義の破壊者』と散々な言われ方をされてきた僕ですが、私人に戻った今だからこそ、皆さんにお話したいことがたくさんあります。府知事、市長在任中に、メディアで報じられたことは全体の中のほんの一部。しかも、いちいち訂正するのが間に合わないほどに好き勝手に報じられました。僕が何を考え、大阪府、大阪市の改革、そして大阪都構想を目指したのか。小さな弁護士事務所の代表から38歳で政治家に転身した僕が、いかにして数万人規模の役所組織をマネジメントしたのか。資金も組織もない中でいかにして政党を作り上げ、マネジメントしたのか。それまでの役所の常識・行動様式とぶつかり合い、いかにして前例のない大胆な改革を実行したのか。そういった本当に価値のある話は、メディアは報じてくれないんです。だから自慢話を織り交ぜながら(笑)、皆さんのビジネスに少しでもお役に立ててもらえればという気持ちで全てを話すためにメールマガジンを始めます。僕を散々に批判してくれた人たちとも、今まで以上に議論を戦わせていきたいと思っていますので、どうぞよろしく。