私たちは生きづらさを抱えている 発達障害じゃない人に伝えたい当事者の本音
あらすじ
「普通」ってなに?
ポンコツじゃなくてデコボコ。
発達障害当事者、22人のリアル。
「東洋経済オンライン」の人気連載、書籍化!
[書き下ろし体験レポート]
「自分も発達障害かも」と疑う著者が、実際に心療内科を受診し、心理検査を受けてみると……!
「発見の連続に、夢中になってページをめくった。私たちのよく知る生きづらさと、まったく知らなかった生き難さ。
著者だからこそ聞き出せた貴重な証言が本書には詰まっている」
雨宮処凛(作家)
できること、できないことの差が激しい。
それが発達障害の大きな特徴です。
ADHD、ASD、LD――何に悩み、何を望んでいるのか。
仕事、家族、人間関係、二次障害――。
・思わず暴言、賭け事や性欲を抑えられない
・雑談の強要が苦手で職場のコミュニケーションが困難
・小中時代は不登校だったが、得意分野を見つけて自立
・もっと早く自分の発達障害を知りたかった
・発達障害同士の夫婦の結婚事情
・勉強はできたが、仕事ができず3度の転職
・「普通」じゃないからこそ上にいける可能性もある
・自分の意見を言えない特性から性依存に
・後天的に発達障害に似た特性が出るように
・二次障害のうつ病で働けず生活保護を受給
・当事者会に参加し、脱・引きこもりに成功 ほか